ハムレット - Hamlet
訳し方にいろいろ差があるのだろうが、どこかのでかい図書館でものすごく大事に扱われてた「ハムレット」藤原竜也と鈴木杏のが一番面白かったです。
世界の蜷川ですから☆
切っ先に毒まで塗って……、ならば毒よ、もうひと働きだ!【第五幕】
それも当然の報い、国王みずから調合した毒なのです。ハムレットよ…おたが
い許しあおう…。父の死があなたの罪に、あなたの死が私の罪になりませんよ
うに【第五幕】
いまならやれるぞ、祈りの最中だ。やるか。やれば奴を天国に送り込み、復讐
ははたされる。待て、それでいいのか? 悪党が父上を殺した、そのお返しに
一人息子のこのおれが、その悪党を天国に送る。
これでは雇われ仕事だ。復讐にはならぬ。【第三幕第四場】
復讐したといえるか、祈りに魂の汚れを清め、死出の旅路の用意できている奴を殺して?【第三幕第四場】
この世の関節がはずれている。何てことだ、それをはめ直すために生まれてき
たとは。 (第一幕五場)
このままでいいのか、いけないのか、それが問題だ。
どちらが立派な生き方か、このまま心のうちに暴虐な運命の矢弾をじっと耐え
忍ぶことか、それとも寄せ来る怒涛の苦難に毅然と立ち向かい、闘ってそれに
終止符を打つことか。死ぬ、眠る、それだけだ。 (第三幕一場)
人間とは何という傑作だろう! (第二幕二場)
芝居こそ王の首根っ子を捕まえる絶妙の機会だ。 (第二幕二場)
わざとらしく天を仰いでの長い嘆息、目からあふれこぼれる川のような涙。う
ちひしがれて憂いにゆがむ顔、その他ありとあらゆる悲しみの姿、形、表情
も、私の真実をあらわしてはいません。そういうものは目に見える人間が演じ
てみせるしぐさだから。【第一幕第二場】
神がかりな掟がなければ。 ああ、どうすればいい! おれにはこの世のいと
なみのいっさいが、わずらわしい、退屈なむだなこととしか見えぬ。 いやだ
いやだ!この世は雑草の伸びるにまかせた荒れ放題の庭だ。胸のむかつくよう
なものだけがのさばりはびこっている。こんなことになろうとは!【第一幕第
二場】
だが胸が張り裂けようと、口に出してはならぬ。【第一幕第二場】
何故いつも顔に雲がかかっておるのだ。【第一幕第二場】
人殺しの罪は不思議なことに、舌がないのに口をきく。【第二幕第二場】
人間らしさのかけらもない連中がいる。もったいぶって歩いたりわめいたりす
るだけで、あれでは神様が日雇いの職人に人間を造らせたのではないかと思ったくらいだ。しかもヘタクソにね。それほど醜悪に人間を模倣する役者がいるのだ。
【第三幕第二場】
しようがあるまい、おれは天下随一の道化役者だからな。それに、人間、おも
しろおかしく暮らすほかになにをすればいい?【第三幕第二場】
おれをどんな楽器あつかいしようと勝手だが、甘く見てガキ扱いしてもそう簡
単に甘い音色は出さないぞ【第三幕第二場】
きびしくあっても、子としての情熱は忘れないぞ。短剣のような言葉を用いて
も、用いるのは言葉だけだ、そのてん、舌と心はおたがいに裏切りあってほし
い。したがどのように激しく母上を責め立てようとも、心よ、その言葉を実行
に移す責めだけは負うなよ。【第三幕第三場】




